食事で摂取しきれなかった栄養素を補助する食品の総称です。飽食の時代といわれる現在、高血圧、糖尿病、肥満などいわゆる生活習慣病の発生率が高くなってきています。改めて栄養素のもつ働きに注目が集まってきています。一般に栄養補助食品と言われ薬ではなくてあくまで食品です。必要な栄養素を簡単に補充できる強い見方です。サプリメントは足りない栄養素を補うだけですからこれだけに頼るのも問題がありますが、上手に利用すれば健康維持に役立つと思います。

人間には一日にどのくらいの栄養素が必要かが数値で表されています。それを栄養所要量と言うのですが栄養所要量とは、健康の保持と、生活習慣病を予防するための標準となるエネルギー量と、各栄養素の摂取量を示すものです。各栄養素（脂質、糖質、たんぱく質、各種ビタミン、ミネラル、食物繊維など）を食物だけで摂取することは、かなり難しい事です。そこで食事などで補えきれなかったぶんをサプリメントで補充する事ができます。
サプリメントは薬ではないので病気を治す効果はありませんが健康維持する働きや、免疫力をつけて風邪の予防、骨を強化し骨粗しょう症の予防、ダイエット効果・・・・など、まだいろいろな働きをもっているのがサプリメントです。

サプリメントは薬ではないので、とる時間や摂取量はとくに決まりはありませんが、サプリメントの種類によっては効果的な摂取時間、例えば、食後、食前、食間、寝る前、起床時など記載されているものがあります。そのときは記載どうりにとったほうがいいでしょう。
摂取量ですがたくさんとれば効果が上がるわけではなく、過剰摂取しても、過剰摂取したぶんだけ尿、便、汗などになって効果をあらわさずに体外に排泄されるもがあります。逆に過剰摂取により体内に蓄積して副作用（頭痛、食欲不振、吐き気､眠気、下痢・・・・・）をおこすものもあります。このようなものには摂取量に制限がありますので、かならず記載事項などの摂取量、目安量をまもってください。
医師の診察を受けて医師から処方された薬を飲んでいる人はサプリメントを利用する前に必ず医師、薬剤師に相談してください。